現場監督
赤坂 裕

業界経験年数
18年
在籍年数
12年目
資格 役職
二級建築施工管理技士・増改築相談員・リフォームスタイリスト二級・一般建築物石綿含有建材調査者
好きな言葉
勝てば官軍、成せばなる
現在の業務内容
施工管理技士として、公営賃貸住宅の原状回復・リニューアルをメインに、昭和50~60年代築団地を現代仕様へアップデート。和室をフローリングへ変更し浴室・キッチンを高効率設備に入れ替えるほか、入居者様の安全を守る手すりや段差解消も提案。
工事前調査から工程表作成、近隣説明、職人手配、最終検査まで一貫して統括し、空室期間短縮とコスト最適化を両立。老人ホームや戸建改修も含め年間120件超を担当しています。
得意領域
建具調整の精密技術と、18年で培った多職種ネットワークが私の強み。ミリ単位で扉の開閉音まで静かに仕上げる一方、給排水や電気系統を総合的に判断して施工方法を選択します。現場では常に職人と対話し、材料ロスを抑えながら美観と耐久性を両立。バリアフリー仕様や高齢者施設の安全基準にも精通し、曖昧な図面でも実測を基に最適解を提示。
“現場調整のプロ”として社内外から厚い信頼を得ています。
特に印象的だった案件
忘れられないのは、築40年の公営住宅を高齢者・障がい者向けに全面改修したプロジェクト。工期3か月で15社30名を統率し、玄関から浴室まで段差ゼロの動線を新設。古い配管を総入れ替えし、断熱と耐震補強も同時施工しました。安全手摺には肌触りの良いナラ無垢材を採用し、機能と意匠を両立。
引き渡し後、現場視察に訪れた自治体担当者から「公共住宅の新しいモデルケース」と高評価を得た経験が、次の現場への原動力です。
建築業界に入ったきっかけ
キャリアの起点は不動産会社の賃貸営業でした。建売住宅プロジェクトの監修を担当した際、図面が形になり暮らしを支える建築の面白さに魅了され、施工管理技士の資格を取得。元請け会社倒産で現場が宙に浮いたとき、職人を束ね自ら監督となり完遂した経験が転機となりました。
その後リフォーム専業会社へ移籍し、増改築相談員や石綿含有建材調査者資格も取得。現場を動かす醍醐味とお客様の感謝が、私をこの道へ導いています。
趣味
釣り、オートバイ、ダムカード集め
休日の過ごし方
休日は大型バイクで海沿いをツーリングし、風とエンジン音でリフレッシュ。横須賀から三浦半島を巡った後、堤防で釣り糸を垂れ、釣れた魚は自ら捌いて味わいます。
また構造美を堪能しながら収集しているダムカードは現在20枚。カード片手にコンクリートの迫力を観察するのがマイブームです。
たっぷり睡眠を取り翌週の現場に備えるのも重要なルーティン。「勝てば官軍、成せば成る」の信念で趣味も仕事も全力投球!


